ぬるまゆにつかってすごす日々

同じ穴の狢

読売記者「ネット情報だけで記事」、休職1カ月処分
>朝日新聞のサイト「アサヒ・コム」の報道
>や文部科学省、同大のネット上の公表資料などを参考に執筆。

こいつネットリテラシーなさすぎ...

あ、おいらもか^^
Permalinkコメント:(0)トラックバック:(0)|16:24

対立をあおってるつもりか?

開業医再診料、引き下げ断念 医師会の反発受け 厚労省ーー>魚拓
先日の社説でやらかしてくれた朝日新聞ですが、今日の一面もたいがいな記事。
まず朝日新聞の認識は、
1.現在の医師不足は"勤務医不足"であるらしい。
2.勤務医と開業医は敵対関係にあるらしい。
なるほど、勤務医は医師会を開業医のために組織と非難し、勤務医のためを謳う新しい組織を立ち上げようとしている。しかし、医師不足は勤務医、開業医を問わない絶対的な医師不足であり、実際には、勤務医も開業医なしには成り立たない側面もある。勤務医と開業医は持ちつ持たれつなのだ。これが、朝日新聞には理解できていないため、この記事は全くピント外れだ。
この無理解、ピント外れが極まったのが次の一文
外来の初診料は、前回06年度改定で開業医、勤務医とも2700円に統一された。だが、同じ病気での2回目以降の診察にかかる再診料は、勤務医570円(ベッド数200床未満)に対し、開業医は710円。
再診料は、診療所と病院で区別されているのであって、勤務医か開業医かによって区別されているわけではない。
医師に金が入るかのように意図的に文章をつくるのはいい加減にして欲しい。

医療崩壊の一端を担うのは間違いなくこのような無理解もしくは意図的な誤った情報だ。
Permalinkコメント:(2)トラックバック:(1)|20:17

これほど過酷な診察を目の当たりにしたのは初めてだ

過酷な診療体制「負担軽減を」 月末離任緊急派遣医師が求める 竹田医師会病院ーー>魚拓
大分県竹田市の竹田医師会病院に派遣されていた高橋医師が任務を終え派遣元の日本医科大学へ帰られるとの報道があった。
お疲れ様でした。
高橋医師の
「患者の数と比較すると、これほど過酷な診察を目の当たりにしたのは初めてだ」
というコメントは
"報道された"医師のコメントでこれほどインパクトの強いものは記憶にないほど強烈だ。
これに対する、コメントとしては、別報道で恐縮だが
派遣医師が離任あいさつ…竹田医師会病院(魚拓がとれないので下段で全文引用)のなかでの、病院長のコメント
「休止から7か月で再開できるとは思わなかった。高橋さんに半年間、支えてもらったおかげ」
さらに、大分県知事のコメント
「半年間、命をつないでもらった。後輩にも大分の良さを伝えてください」と礼を述べた。
のように、竹田医師会病院の医師不足問題は終わったかのような口ぶり...
高橋医師の訴えは、全く届いていない。
Permalinkコメント:(1)トラックバック:(0)|20:48

空論

希望社会への提言(14)?医療の平等を守り抜く知恵をーー>魚拓

先週に引き続き、朝日新聞の社説です。
全く新しい提案もなく、取り上げるほどの内容ではありませんが....
>診療科目の選択や医師の配置に対して、公的に関与する制度を設けるよう提案したい。
医師の人身売買、奴隷制度を推奨しているわけですが...
プロ野球のドラフト制度をヒントにしてみてはどうだろうか。新人だけでなく中堅の医師を含めて、医師不足の県が、医師の多い県から優先的に採用できるようにするのだ。
.....野球は9人でするスポーツで、各球団は支配下選手70名まで契約出来ます。全12球団で800名程度の選手がいるようです。ペナントレースをするのに充分な選手がいるから、ドラフトもトレードもFAも成り立ち、海外を目指す選手がいても選手不足にはなりません。
医師が足りている自治体は全国を探してもほとんどなく、
医師不足の県が、医師の多い県から優先的に採用できる
などという相対的な増減で遊んでも何も解決しないでしょう。
まぁ我々にも、野球選手同様に権利があります。ドラフト、トレードはともかく、自由契約になってバイト医で過ごしても良いし、海外留学を目指しても良いでしょうね。
プロ野球選手は球団が契約しなくては単なる野球の上手な人ですが..
我々は病院が契約しなくても医師免許が無くなる訳ではありません。

2/3追記
カナダは医療政策を州に委譲しています。
医療レベルは高く評判はよいという、情報もありますが、[日本の地域医療未来?]カナダのへき地医療と姿が重なる・・・(東京日和@元勤務医の日々 より)という話もあるようです。
Permalinkコメント:(0)トラックバック:(0)|13:21

失敗データベース

失敗知識データベースという面白いHPを見つけた。科学技術によって国を建てるためには、失敗事例の集積と解析が不可欠と思う。
失敗知識データベースの構造と表現
という文章は医療現場においても通用する考え方だと思うし、失敗百選なんてのは、暇つぶしにも最適。

医学でも、症例報告として結果不良例や副作用報告なんてのが、これに相当していたし、最近の医療事故の院内チームや外部チームでの解析もこれに相当するんだろうね。医療事故調査はこれからふえるだろうけど、結果不良の症例報告、副作用報告なんてのは激減中なんだそうだ。医学論文:急減 処分恐れ医師ら萎縮?ーー>魚拓
確かに、最近の症例報告は
こんな珍しい疾患を診ました。
こうやったら上手く行きました
のオンパレードになってきているかも。だって、自分自身も怖くて結果不良の症例報告なんてする気はない。自分自身の失敗事例100選なんてやって掘り下げ、公開したらもの凄く勉強になるんだろうけど、怖くて出来ない。最近、製薬会社も副作用の調査票を以前ほどしつこく持ってこなくなった。みんな怖がっているんだろうか?

失敗例の集積が科学の進歩に必須なら、医療は既に科学ではなくなっているということか。


ところで、この失敗知識データベースを"健康"、"医療"のkey wordで検索すると
カネミ油症
癌病院の不始末で廃品業者がセシウムの入った缶を開放
事例名称 A-III型のソフトウエアの欠陥による放射線治療機事故

が引っかかりました。
Permalinkコメント:(0)トラックバック:(0)|20:55

だっきょく

未だに大学で奴隷医をしている方々のなかには、関連病院勤務医の覚醒に気が付かないのか...
覚醒した医師を大学病院へ、いきなり異動させようと考えたりします。実害がないから医局に所属しているだけなのに、今更"帰れ"と打診を受けた医師は脱局を企みはじめますね。
新入局者減の次はこういった予想外の中堅医師の脱医局。
かくして医局崩壊は第二ステージへ。
Permalinkコメント:(0)トラックバック:(0)|14:05

保険者徴収

医療機関の未収金が大きな問題となっています。診療所の未収金、産科と外科に多くーー>魚拓
大まかな内容はいまさらなんですが、気になったのが最後の文章
 厚労省によると、国民健康保険の保険者である1,818の市区町村のうち、保険者が患者に直接取り立てる「保険者徴収」は2006年度に86件実施された。このうち、回収に成功したのは2件だった。

です。被保険者たる患者が治療費である一部負担金を払わない場合、法的には

国民健康保険法 第42条の2項
保険医療機関等は、前項の一部負担金(第43条第1項の規定により一部負担金の割合か減ぜられたときは、同条第2項に規定する保険医療機関等にあつては、当該減ぜられた割合による一部負担金とし、第44条第1項第1号の指定が採られたときは、当該減額された一部負担金とする。)の支払を受けるべきものとし、保険医療機関等が善良な管理者と同一の注意をもつてその支払を受けることに努めたにもかかわらず、なお被保険者が当該一部負担金の全部又は一部を支払わないときは、保険者は、当該保険医療機関等の請求に基づき、この法律の規定による徴収金の例によりこれを処分することができる

健康保険法 第74条の2項
保険医療機関又は保険薬局は、前項の一部負担金(第75条の2第1項第1号の措置が採られたときは、当該減額された一部負担金)の支払を受けるべきものとし、保険医療機関又は保険薬局が善良な管理者と同一の注意をもってその支払を受けることに努めたにもかかわらず、なお療養の給付を受けた者が当該一部負担金の全部又は一部を支払わないときは、保険者は、当該保険医療機関又は保険薬局の請求に基づき、この法律の規定による徴収金の例によりこれを処分することができる。

と明記されていますが、実際に保険者が被保険者から徴収するのか疑問に思っていました。昨年他所のブログで、
実施されたケースはないのでは?
という話も出ていましたが、保険者による徴収が86件実施されていたのです。
さて、実施されていたとすれば、越えるべきハードルは
善良な管理者と同一の注意をもってその支払を受けることに努めたにもかかわらず、
です。このハードルを越える方法を探してみますと、ここにありました。
厚労省保険局の通達未払一部負担金の保険者徴収に関する事項についてです。

これによると、
療養の給付が行われた際に一部負担金を払うべきことを告げるのみである等のような場合には、「当該注意義務をつくしたものとは認められない」(昭和34年3月30日付保発第21号)
方法については、「例えば、内容証明付き郵便により支払請求を行った等の客観的事実に基づき行うこと」旨お示ししている。(昭和56年2月25日 保険発第10号・庁保険発第2号)
だそうです。

内容証明は私はいままで幸いにしてお世話になったことがありませんが、いまやe内容証明なんてサービスもあるようです。全ての医療機関がお気軽に内容証明を送りつける世の中になりませんかね。
少なくとも、事務方のやる気が見えてくれば、現場の医師、看護師のやる気も違ってきますよ。
Permalinkコメント:(0)トラックバック:(0)|22:02

嘘の五三八

血圧計は偶数でなければならない
と教わりましたが、私は5刻みに記録しています。

135/85

なんて言う時は、かなり適当...
五三八を信じるな
Permalinkコメント:(0)トラックバック:(0)|13:47

おいしいとこ

東京医師アカデミー
昨日のエントリで、医療を地方に任せた場合の予想を少々触れましたが、すでに首都・東京は手を打っておりました。
かなりのスケールメリットで、初期研修に比べ役に立つ後期研修を、東京都に囲い込もうとしています。
Permalinkコメント:(0)トラックバック:(0)|13:28

虚論

希望社会への提言(13)―医療・介護に頭とカネを使おうーー>魚拓

朝日新聞は医療をどうしたいのでしょう。

日本の地方自治体に医療制度を担う人材がいると思っているのでしょうか。
住んでいる自治体によって受けられる医療に差が生じることを仕方ないと思ってくれるのでしょうか。(ちなみにすでに住んでいる場所により受けられる医療レベルに差はありますが)
医療制度が異なれば、医師は望ましい自治体へ流出するということを理解しているのでしょうか。
"もっと効率をあげて"、"支出の増加を抑え"、"サービスの質も高める”。これに努めた結果が今の医療崩壊だとまだ理解できていないのでしょうか。


地域政府がちゃんと運営できるか、不安がないわけでもない。だが、選挙や行政への参加を通じて住民が意向を反映させられるようになれば、納得もできるし制度が安定するのではないか。

なんかもの凄く、他人事なんですけど。
運営できない自治体はどうすればよいのでしょうか?

次週は社会保障の各論編として、まず医療から考えてみることにしよう。

え、これが総論??
Permalinkコメント:(0)トラックバック:(0)|19:28

Charles de Gaulleの慧眼

Googleとの闘い  ジャンーノエル・ジャンヌネー著  佐々木勉 訳 岩波書店刊 より
ちょっと気になった言葉をご紹介 その2

「市場はいくつか良い点をもっています。用心を怠らなければ、最善のものを与えてくれます。しかし同時に市場は不正を生み出し、独占をもたらし、詐欺師たちに恩恵を与えます。したがって盲目に市場を信じるわけにはいきません。市場だけが全ての問題を解決すると思ってはならないのです。市場は国民と国家の上にあるのではないのです。政府も国民も市場を監視しなければなりません。」
「もし市場が主人として君臨するなら、市場の主人として君臨するのはアメリカ人でしょう」
「彼らは多国籍出身ですが、NATOが多国籍ではないように多国籍ではないのです。それはアメリカのヘモゲニーをカモフラージュするものでしかありません。もし私たちがむやみに市場に従えば、アメリカ人によって植民地化されるでしょう。」
Charles Andr? Joseph Pierre-Marie de Gaulle 1962.12.12

専門家ではないので、シャルル・ドゴール個人の論評は行えません。
彼は冷静な判断力を持っていたのか?
それとも予知能力を持っていたのか?
とても45年も前の発言とは思えません。
Permalinkコメント:(0)トラックバック:(0)|19:29

マスコミの使命

Googleとの闘い  ジャンーノエル・ジャンヌネー著  佐々木勉 訳 岩波書店刊 より
ちょっと気になった言葉をご紹介

「TF1(フランス初の民営テレビ局) の使命は、例えば、コカ・コーラの製品販売を助ける助けることです。流されるコマーシャルが受け入れられるには、視聴者の頭をそれに反応するようにしなければなりません。我々の放送の使命は、視聴者をコマーシャルの間で楽しませ、緊張を解きほぐし、コマーシャルを受け入れさせることなのです。したがって我々がコカ・コーラに販売しているものは、利用できる人間の脳の時間なのです。」
TF1会長パトリック・ルレー

なかなか正直者ですな。
Permalinkコメント:(0)トラックバック:(0)|19:23

医師と患者と

以前、敵の敵-共同戦線-というエントリを書きました。
そして今日、これお・ぷてら氏の花・髪切と思考の浮游空間
患者・国民と医師の関係は双方向か。の一文
日本の医療のあり方を患者、国民本位のものにするために、そしてそうするには彼ら勤務医の労働環境が改善されるだけでなく、他の従事者のそれもあわせて改善を迫る、そうしなければ現状を打開する道は断たれるという、他に選びようのない選択だと思うのです。それが実るためには、私たち患者側の国民もともに手を携えることが要る。関係を双方向にしていかなければなりません。
に感銘を受けました。
市民が安心して医療を受けるために、医師と市民(患者さんとその家族)の障壁を取り払い、お互いが理解を深める必要があります。私達も自分たちの権利を求めるがあまり、視野狭窄に陥らないように肝に銘じて行きたいと思います。
Permalinkコメント:(2)トラックバック:(1)|22:54

話題沸騰

MacBook Air

すっげぇデカイiPod touchじゃないか
Permalinkコメント:(0)トラックバック:(0)|17:39

総務省より重要なお知らせ

救急車の適正な利用について
総務省より2

総務省より


このイラストが大袈裟に思えないのが悲しい限りです。

総務省ですから、救急搬送要請の増加により、要請があってから救急車が現場に到着するまでの時間が延びている事を問題にしております。

このままでは、真に緊急を要する方への対応が遅れ、救命率に影響が出るおそれがあります!
だそうです。

が、世の中の不安、興味はその後に向かっております。
救急搬送、受け入れ要請20回以上104件――大阪市の昨年ーー>魚拓
中核救急病院、2年で174カ所減 搬送遅れの要因にーー>魚拓
救急車で、救急医療が完結するはずはありません。救急搬送を受け入れる救急病院があっての救急車です。
このままではいくら30秒早く現場に到着しても、搬入先が決まるまでの時間に比べれば誤差範囲となるでしょうね。救急隊の初期救命の技術向上を願うばかりです。

厚労省のHPにも欲しいですね

救急病院の適正な受診について
本当に救急外来受診が必要ですか?
救急病院はコンビニではありません!!
Permalinkコメント:(0)トラックバック:(0)|12:01

斜陽産業

厚労省のHPより拾ってきた、ここ約20年の小児科と産婦人科を標榜している病院数。
産科小児科施設数

実際には診療所と、”産科”を標榜しているところがこれに加わるわけですが、加わっても全体の傾向にたいしたかわりはない。
自分は、医療は消費だと思っています。
小児科と産科だけが生産を行っていると...
でも、生産部門がこの有様。

産むも地獄、育てるも地獄、老いるも地獄
Permalinkコメント:(2)トラックバック:(0)|22:46

危険医療行為致死罪

たんなる思いつきです。危険運転致死傷罪を参考に。

飲酒の影響により正常な判断が困難な状態で医療を行う
当直などの影響により正常な判断が困難な状態で医療を行う
自分の技量では困難なほどの疾患、外傷の患者の医療を行う
専門では無い分野の医療を行う
100%の自信なく医療を行う

・・・など のような医療を故意にした結果
患者が死亡した場合.....
書いてて自分で気分悪くなったので辞めます
御免なさい
Permalinkコメント:(1)トラックバック:(0)|21:55

とりあえずの顛末ーーー看護師の権限拡大4

「医師及び医療関係職と事務職員等との間等での役割分担の推進について」
昨年末に厚労省医政局より、上の通知がなされていました。
結局、慢性疾患の診療や処方、死亡診断に関しては、アドバルーンを揚げて医師、看護師の反応を観察したに過ぎなかったのかもしれません。
よくやる手です。
医師の事前の指示の下、薬剤の調節ということは、例えば眠剤、下剤程度のことでしょうか。重症患者の昇圧剤持続点滴の調節なども含まれると思いますが、この程度であれば現状の追認でしかないですね。
Permalinkコメント:(0)トラックバック:(0)|07:37

そんなに運べません

伊関友伸のブログのエントリにトラパ

今朝の朝日新聞の一面記事です。
中核救急病院、2年で174カ所減 搬送遅れの要因にーー>魚拓

>地域の救急患者を受け入れる中核的存在の「2次救急病院」が、この2年間で174カ所減ったことが、朝日新聞の全国調査でわかった。

日本の二次救急は殆どが救急専門の医師ではなく、一般の内科系、外科系の医師によって賄われています。私も一応その端くれです。それでは三次救急が救急医によって賄われているかというと、この記事
3次救急病院、各地で苦境 患者急増、搬送拒否も相次ぐーー>魚拓
にある通りそうでもなく、
>専門医が1〜2人だけのセンターが全体の3分の1に及んだ。
という惨状なのです。

私を含め救急医療の教育を受けておらず、救急医療の能力がない医師が支えてきたのが日本の救急医療です。昨今の報道、訴訟で救急医療の能力の無い医師が自己防衛に走れば、自分の能力を超える可能性のある症例を受け入れなくなるのは当然なのです。
日本の救急病院は過積載で走るトラックのようなものです。
過積載

過積載をして走るトラックが悪いのか?
過積載を要求する依頼主が悪いのか?
過積載を指摘せずに、積載量が少ない、流通が少ないと叩くマスコミが悪いのか?
Permalinkコメント:(0)トラックバック:(0)|19:11

ゼロの会再び

一昨日から元気に明るく生きて行ける社会のために、医者のホンネを綴りたいで議論してきたので、自分でもエントリとして取り上げておきます。
決して、Doctor Takechan先生を批判する意図はなく、医療従事者(私も保険医協会には所属しています)においても窓口負担金に関する意見は統一されていないと言うことを理解して頂ければ、と思っています。

以下本文

「日本でも、窓口負担『ゼロ』は可能」(新春インタビュー5の4)
以前ゼロの会 アピール文で取り上げた、神奈川県保険医協会の"ゼロの会"、久々に話題に出てきました。

仰ることは一市民としてはもっともと思えることです。窓口負担なんてない方が良いに決まっています。窓口負担金が、医療費増加の抑制に有効であるなんて信じていませんし、医療費を抑制する必然性があるのか?にも疑問を持っています。
誰もがいつでも自由に受診出来、負担も心配する必要がない。
素晴らしいことだと思います。しかし、忘れてはならないことがあります。窓口負担は医療費抑制に有効かはともかく、明らかに無駄な受診を抑制します。
乳幼児医療助成制度が、小児医療にもたらす弊害は指摘されています。ー>乳幼児医療費助成制度の小児救急医療への影響に関する研究
この乳幼児医療助成制度と同様に、窓口負担の軽減はコンビニ受診を促進し、夜間診療、救急を主に担っている勤務医の就労環境を悪化させるでしょう。ゼロの会の訴える窓口負担の軽減は崩壊しかけた日本の救急医療へ悪影響を与えることになるかと思います。
Permalinkコメント:(0)トラックバック:(0)|18:32

おさいふのなかみ

日医総研にアップされていた報告書。診療所開設者の年収に関する調査・分析(2006 年分)−日本医師会 診療所に関する緊急調査−開業医のお財布の中身なんてちょっと気になりますね。新聞報道では、"開業医は大儲け"なんて言われているのを否定する内容なのですが、開業医はいろいろと必要経費が認められているようなので、この結果を素直に受け入れていいのかな..とは思いますが。
開業医のお財布よりも気になるデータを見つけました。
所得

この報告書にあった、企業規模1000人以上のマスコミ記者の手取りの表(39頁)。これと勤務医の手取り(38頁)を比較してみました。

自分の手取りの少なさにショックを受けたのと、60を過ぎても勤務医をしている自分の姿を想像して嫌気がさしてしまいました。
Permalinkコメント:(0)トラックバック:(0)|23:55

看板倒れ

いや、看板だけじゃなくてね
本当に倒れそうだよ
うち

医師の士気、急激に下降中
もうすぐ墜落だな
Permalinkコメント:(0)トラックバック:(0)|16:31

メタボの行く末

メタボリック症候群
いまさら解説はしません。(専門じゃないからボロが出るからね)
島根県、医療費適正化へ素案 療養病床削減盛り込む
にもあるように、
メタボ対策を行い、メタボ対象者、予備軍の削減を目論む
のが医療費削減の観点からお役所では流行っているようです。
「メタボ侍」運動中に急死 伊勢市・減量挑戦企画に参加とか悲劇も起こっていますが。

ところで、メタボというのは、食生活の欧米化に伴って生じた問題だと思っています。経済の発展で豊かになった代償といえるでしょう。
10年内に世界最高の所得水準を実現する政策結集が必要=経団連ー>魚拓
成長創造
経団連は今後も景気の良いことを仰っていますが、さて彼らの思惑通りに事が進むか?
>目標:10年以内に世界最高の所得水準を達成
仮に彼らの目標が実現したとして、二極化の進む社会で勝ち組と負け組の所得格差は拡大し、平均所得なんて何の意味も成さない世の中になるでしょう。
メタボの行く末は、その負け組、貧困層にかかっているのかもしれません。
米国では貧困層はファーストフードを中心とした食生活になっている
という話を聞きます。日本でもそれが現実となればメタボは貧困層を中心に大問題となるでしょう。しかし、我々日本人には質素な日本食という選択肢もあります。一人暮らしならともかく、家庭においては日本食の方がより食費がかからず満足感が得られるのではないでしょうか?
肥満症治療マニュアル
日本の場合は貧困化、もしくは二極化によってメタボ問題はクリアするのではないかと思っておりますが....

Permalinkコメント:(0)トラックバック:(0)|10:45

最後の一年

御用始めです。
勤務医の皆さん、疲れた心身を癒すことができましたか?
当直、病棟業務で休み暇もとれなかった方々、お疲れ様です。
昨日のエントリ、事実誤認があったようなのでちょっと修正しました。

新年早々、紙面を飾った記事です。
5病院拒否で搬送1時間、衝突バイクの男性間もなく死亡

>事故当初、重傷と判断され、意識もあったが、3日午前1時40分ごろ、大動脈損傷で死亡した。
と強調している辺り、救急隊の判断ミスはなかった。
と言いたいのでしょうね。
裏付けるように朝日新聞によれば、5施設は3次救急を請け負うべき施設だそうです。

要するに先日のエントリ引用記事にあるように、
>都市部でも「看板倒れ」に陥っている救急病院の実情が浮かび上がった。
というよりも、
今迄見て見ぬふりをしていた現実を突き付けられた。
と解釈した方が良いのではないでしょうか?
さて、マスコミの次の手は...
医師がもっと頑張ればどうにかなったはず?
それとも、現実を素直に認め、どうすれば良いのかを模索する?

最後の一年、忙しくなりそうですねぇ
Permalinkコメント:(0)トラックバック:(0)|12:08

昨日のエントリ

いくつかのソースを確認したところ
私の認識に誤りがあったようですので
削除しました
Permalinkコメント:(0)トラックバック:(0)|08:43

それ知らんかっとってんちんとんしゃん

びよーーーーん
病院の半数「救急の看板倒れ」 30病院の受け入れ拒否ー>魚拓

救急指定って、看板倒れだもの、見りゃわかるだろ普通。
ホントに知らんかっとってんね???

あ、うちの病院ね
看板倒れってんで、救急病院じゃなくなりそうだよ
良かったね>マスコミさん
電話かけてこないでね>救急隊さん
Permalinkコメント:(0)トラックバック:(0)|17:43

謹賀新年

平均労働時間

いよいよ平成20年、終戦が噂される年となりました。
今年もゆるりとやりましょう。

画像は全く関係ない、週当たり労働時間の分布です。(出典失念)
Permalinkコメント:(0)トラックバック:(0)|00:35
プロフィール

Author:こんた
コメントは殆どがアダルト関係ばかりですので、コメントとトラパは承認制としています。

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