ぬるまゆにつかってすごす日々

屁理屈

国のベッド減らし、“救急困難”に拍車

「(厚労省の計画によって)患者が急性期病院に搬送されても、後方連携する先(療養病床)が極端に不足する事態となり、救急をはじめとする急性期医療にも支障が出て、地域医療の存続自体が危ぶまれる」

救急搬送された方が元通りに社会復帰すると信じている、マスコミと一般の方にこの理屈が通じるか、ちょっと疑問。
理屈が通じなければ、医療機関の屁理屈、言い訳にしか聞こえないだろう。

脳卒中で入院した患者さんに麻痺が残り、生活が不自由になる。だから、在宅に帰れなければリハビリテーションを含め、後方支援病院(病床)が必要になる。
これくらいのことは、普通に説明すれば殆どの方は理解できる。

ところが、一般の人は思いもしないのかも知れないけど、人はいとも簡単に寝たきりになる。
たとえば
肺炎で入院した患者さんが入院中に身体能力が低下する。
胃潰瘍、吐血で入院した患者さんが潰瘍が治っても食事を食べようとしないので、衰弱する。
歩いていて骨折してしまった。手術は上手く言ったが、リハビリが進まない。

病気や事故でなくても
家族が忙しいので、在宅の老人をかかりつけ医を通じて、近くの病院に無理矢理入院させた(農繁期に人手にならない老人を入院させることはよくある。逆にまだ働ける老人はそろって退院する。)ら、認知症がでる。
なんてこともある。

こういう事例は、家族がその事実を受け入れたくない。
受け入れないもんだから、「この状態で帰ってきては困る!」となりがち。
家族も困るけど、急性期病院も、こういった患者さんを入院させていても経営が成り立たない。経営が成り立たないように医療システムがなってる。
それでも後方支援病院(病床)がなければ、急性期病院はそういった患者さんで溢れかえる。
すると当然、急性期の患者さんが受け入れられない。

マスコミや、一般の方々はそれが悪いと言うけれど、
誰が悪いのか? 何が悪いのか?

もう、手遅れかも知れないけれど、皆で一度考えてみる必要があるんだろう。
Permalinkコメント:(0)トラックバック:(0)|19:27

リップサービス宰相

麻生総理の様々な発言を眺めていて思うに
その場、その会議で聴衆、参加者に受ける発言をしてるだけなんじゃないかなと

全国知事会議では、医師確保に悩む自治体首長にたいして、"医師は社会常識が欠如している"と言い放ち
私立幼稚園PTAの全国大会では、"親で苦労しているでしょ" (実際は、幼稚園教諭ではなく、PTAも集まった会議なので親も沢山いたそうですが..)

こう言った、国内の会合でリップサービス、失言を繰り返すうちはまだいいけど....

という不安を皆に与えて、麻生総理は外交に旅立ったそうです
Permalinkコメント:(0)トラックバック:(0)|11:35

私は嘘は申しません

杏林大学で起きたいわゆる割りばし事故の高裁判決が出ました。
一審では被告の過失を認定したものの、過失と死亡の因果関係を否定し被告を無罪としていましたが
二審では被告の過失自体を否定し無罪となりました。

割りばし事故、2審も元杏林大病院医師に無罪…東京高裁 讀賣新聞
割りばし事故担当医2審も無罪 過失認めず「救命不確実」 共同通信ーー>魚拓
割りばしで男児死亡、医師に二審も無罪 東京高裁 日経ネットーー>魚拓
割りばし事故:医師、2審も無罪 東京高裁 毎日新聞ーー>魚拓
割りばし事故、二審も医師に無罪判決 TBSーー>魚拓

各社の速報では、被告の過失が否定されたという判決を伝えており、無罪という結論(これは当然です)以上に、ここが判決のポイントだろうと自分も思います。

ところが、下は産経の記事。2頁に渡って記事を載せています。

割りばし事故、診察医に2審も無罪 東京高裁ーー>魚拓1

 東京都杉並区で平成11年、Sちゃん=当時(4)=が割りばしをのどに刺して死亡した事故で、業務上過失致死罪に問われ1審東京地裁で無罪判決を受けた杏林大学付属病院(東京都三鷹市)耳鼻咽喉科の医師(当時)の控訴審判決公判が20日、東京高裁で開かれた。阿部文洋裁判長は検察側の控訴を棄却、被告に無罪を言い渡した。

 1審東京地裁は、Sちゃんが搬送されてきた際にすでに意識レベルが低下していたことなどから、被告が診察にあたり、「転倒して割りばしがのどに刺さったと聞けば、小脳まで割りばしが達したことは想像できなくはない」と指摘。その上で、被告がSちゃんに問診するなどの措置を取らなかったことについて「医師として基本的、初歩的な作業を怠った。サインを見落とし、真摯(しんし)な医療を受けさせる機会を奪った」などと批判。診察の際の過失を認めた。(ここで1頁目終わり)

一方で、Sちゃんの死因については「割りばしが頸(けい)静脈に突き刺さったことによる静脈還流障害である可能性が高い」と判断。過失と死亡の因果関係について、「頸静脈の修復が唯一の救命措置だったが、すぐに脳神経外科に引き継がれていたとしても、救命できる可能性は技術的、時間的にみて極めて低かった」と否定し、無罪を言い渡した。

     ◇

 ■割りばし事故 平成11年7月、東京都杉並区の盆踊り会場で、Sちゃんが転倒、くわえていた綿菓子の割りばしがのどに刺さった。杏林大学付属病院で当直医だった被告が診察したが、薬を塗るなどの処置だけで帰宅させた。その後、Sちゃんの容体が急変し翌日に死亡。司法解剖で割りばし片が頭の中から見つかった。1審は18年3月、診療不足による過失を認定したが、救命可能性は低いとして無罪とした。また、両親が提起した民事訴訟の1審では、被告の過失も認めず、両親が全面敗訴した。


嘘は書いていません。
しかし、二審判決に関する文書は最初の段落のみ。しかも、過失を否定という肝腎な情報が記述されていません。そして、何故か長々と医師の過失を認めた一審判決の解説。ご丁寧に診察の際の過失を認めた。の一文で1頁目を締めくくり、興味のない方でしたらここで読むのをやめるでしょう。医師に過失があったと誤認しそうな記事です。
最後の一文も
民事訴訟の1審では、被告の過失も認めず、両親が全面敗訴した。
となっています。二審判決が出た以上、
民事訴訟の1審で、被告の過失認めず、両親が全面敗訴した。
とすべきでしょう。
産経の言葉を借りれば、今回の控訴審は検察の全面敗訴です。

ここ数日、興味深いニュースが多かったですが、所謂"メディア・リテラシー"を意識しながらニュースを読むという基本を思い出せさてくれる記事ですね。
Permalinkコメント:(0)トラックバック:(0)|18:29

長崎は今日も雨だった

1857年11月12日に開講した、歴史ある長崎大学医学部も、研修医減には勝てず、撤退戦のまっただ中のようですね。

長崎大学における卒然卒後教育体制

無事に撤退したいなら、こういう

「戦力が枯渇していますよーーー」

なんて情報は公に出さない方が良いのではないかと...
余計なお世話ですけど。
Permalinkコメント:(0)トラックバック:(0)|17:48

「社会的常識欠けた○○多い」

「社会的常識欠けた医者多い」=麻生首相、全国知事会で発言ーー>魚拓

こういう発言を行う時、人は身近な人物を思い描きながら話をするのではないでしょうか?

「地方病院での医者の確保は、自分で病院経営しているから言うわけじゃないが大変だ。社会的常識がかなり欠落している人(医者)が多い。とにかくものすごく価値観が違う」


この発言、一国の首相としての発言か、地方の中小企業家としての発言か...
Permalinkコメント:(0)トラックバック:(0)|20:19

これが日本流

「せんとくん騒動、社会の病感じた」生みの親が吐露ーー>魚拓

この"せんとくん"程のキャラを世に送り出しておきながら

誹謗(ひぼう)中傷の匿名メールや手紙にびっくりした

といわれては、こちらもびっくりですよ。

「インド、チベット、朝鮮半島などを通じて伝えられた仏教は、長い時間をかけて日本の思想などにあわせて変わってきたもの。インドから来たカレーも日本流になってきていることと同じように、誇りを持っていい」


日本流に誇りを持っていいなどとおっしゃられても、この坊さんの頭に角が、長い時間をかけて日本の思想などにあわせて変わってきた"日本流"だとは思いたくありません。
そもそも日本人としての血が、せんとくんを否定、拒否していると思いませんか?

この子のように
Permalinkコメント:(2)トラックバック:(0)|13:13

マネー・ローンダリング その3 ある(仮想)官僚の独り言

産科補償制度で保険会社は「ぼろ儲け」?

不幸にも脳性麻痺の子が産まれたご家族はちゃんと補償が入り
産科医も自らの懐が痛むことなく、保険に入れる
保険会社もぼろもうけ
厚労省官僚は天下り先ができる

だれも損してないから目くじらたてるなよ
え、保険会社と、天下った官僚が儲けすぎ?

そりゃ、胴元が一番儲かるに決まってるでしょ。
Permalinkコメント:(3)トラックバック:(0)|22:17
プロフィール

Author:こんた
コメントはアダルト関係ばかりですので、承認制としています。

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